幸せになるためにお金とマイルと健康を考える

人生が幸せであるために、お金やマイルの貯め方や使い方、健康や生活について考えるブログです

【仕事】続 車を傷つけた息子(4歳)と娘(7歳)に大人になっても役に立つ『問題発生から初動までの大切さ』を教える

木曜日に他人の車を傷つけてしまった息子(4歳)と菓子折りを持って正式に謝りに行った。

 

加害者は息子(4歳)。石があたって車を傷つけてしまった。

被害者(車所有者)は、小学校の登校班で一緒のお母さん。毎朝、顔を合わせる。

きちんとした対応をすることで、お互いにわだかまりを残してはいけない。

また相手に気を使わせすぎてもよくない。

 

土曜日に謝罪し、あとは加入済みの保険で車の修繕を完了すればひと段落となる。

 

状況の整理

 

【木曜日】

事件発生(石があたって近所の車が傷ついた)妻と息子ですぐに所有者に連絡。相手は小学校の登校班で一緒のお母さん。毎朝、顔を合わせる。息子はポカンとして何が起きたのという感じだったらしい。今後の対応は、夫(タマコト)と相談します。とのことで当日は終了。

 

 

【金曜日】

私も娘の登校班を送り出した後に、息子と一緒に現場検証。車の傷の確認。息子と一緒にごめんなさいを言う。また傷修繕を代償する旨を伝える。

謝罪後に我が家の今後の対応を検討。息子(当事者)には状況把握と本人なりの今後の対応策を考えてもらう。車の修繕は、加入済みの保険で対応可否を確認。保険適用にはナンバープレートと傷箇所の写真、見積もりが必要との内容で、文面が残るようメールで車所有者に連絡。

 

【土曜日】(いまココ)

午前中に車所有者がディーラーに車持込み。傷箇所を確認。

 

改めて謝罪編

 

家を出る前に息子に確認した。

タマコト:『昨日、パパと約束したこと覚えている?』

息子:『石を投げない!』

タマコト:『よろしい』

 

息子なりに考えた対応策はコチラ 

tama-koto.hatenablog.com

 

 

土曜日の夕方に車所有者の自宅に行く。

車の修繕は、再塗装では2週間もかかるため、半日作業で完了する『部品取替え』で合意。

部品取替:総額6,5000円程度(私は想定内の金額)。

 

先方の手間と修繕中に車が乗れない事への謝罪も込めて、菓子折りを持って正式に謝罪した。また保険適用のため保険会社へは休日明けの月曜に連絡することを伝えた。

 

息子に促す

タマコト:『パパとこれからについて約束したんだよね』

息子:『道路で石を投げない。ごめんなさい。』

相手:『気を付けてね。』

 

今後の対応とは

親の口からではなく当事者本人が約束し、相手に伝える必要がある。

もちろん、その後の行動を皆が見ていることは知ってもらう。

 

ということで、息子の謝罪と今後の約束は終了。

車所有者も子供のいる家庭であり、ひとあたりの良い人でよかった。

また相手にとっては想定以上の修理代のようだが、保険で対応のため相手に心理的負担をかけずに済んだ。

あとは、保護者の立場で車の修繕を完了させて一段落とする。

 

初動の大切さ

一緒にきた娘(7歳)にも初動の大切さを伝える。

タマコト:『石があったって車が傷ついた話は聞いてる?』

ムスメ:『うん。聞いてる。』

タマコト:『こっちが100%悪い場合、早く謝った方がいいよ。なかなか来ないと、相手が不安になって余計に怒っちゃうからね。あと謝るだけじゃなくて、同じことを繰り返さないようにする工夫も一緒に言うことだね。』

ムスメ:『うん。別の人にぶつかっても危ないし、気を付けないとね。』

タマコト:『息子はちゃんと謝れたのでおしまい。あと(車の修繕)は、大人同士の仕事だよ。でも、息子が約束を守れるかは大人はちゃんと見ているよ。』

ムスメ:『そうだね。』

 

 

子供の社会でも、大人の社会でも、仕事でも一緒だ。

 

問題が起きてからの動きが重要。動きが遅いと相手は不安になる。その不安が少しずつ怒りに変わる。

問題が発生してこちら側が完全に悪い場合、まずは謝る。状況確認と相手にも現状がわかっていることを示すためだ。そして、同じ失敗は繰り返さないよう今後の対応を考える。

また問題発生から初動が早い人、ちゃんと対応する人は周囲から信頼されるようになる。頼られる事実が自分への自信や自己肯定に繋がる。

 

一方、同じ失敗や似たような失敗を繰り返す人は、考えることをやめているので、応用がきかないのだ。そして残念ながら周囲からは成長しない人と評価される。

 

 

『考える力』や『考える習慣』を小さい時期から伸ばすことが、保護者の役割と思う。

息子は自分で考えたことや泣かずに言えたこと、謝れたことに対しては褒めてもよい。今回の『考えること』や『伝えること』が、彼の今後の人生で何かしら残る出来事になってほしいと願う。