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【仕事】理想の上司を求めて時間を無駄にしてはいけない

理想の上司を求めてはいけない

 

新人は入社して間もないため、すぐに仕事ができなくて当たり前であり、

会社のこと社会のことを知らないのは仕方ないこと。

そのように会社や上司、先輩も『新人』と呼ばれている期間は

そのように見てくれます。

ただし外部の人間は新人扱いをしてくれません。

特に顧客先に対しては、会社の代表として会っていますので

マナーや態度に十分気を付ける必要があります。

 

 

この新人の期間に仕事への知識ややり方を身に着けるのはもちろんですが、

最も身に着けておきたいことは『仕事への取り組む姿勢や関わり方』です。

 

仕事のノウハウやスキルをどんなに身に着けても、

会社の中での活かし方を知らない意味がありません。

つまり会社や社会に貢献できず、周囲も価値を認めてもらえない場合があります。

下手したら今後ずっと仕事への充実感が訪れないということにもなりかねません。

 

『当たり前のことをバカになってちゃんとやる。』

どこかで聞いたことがあります。

誰かが『ABC活動』といっていた気がします。

 

はじめから完璧な人はいません。

会社も全てを求めているわけではありません。

 

自分の考えを持つことは大切ですが、

こだわりすぎて視野が狭く融通がきかないのは困りものです。

荒削りだが、それを甘えていられるのは新人の期間だけです。

 

残念ながら、入社してすぐに長所を伸ばしてくれるような

有能な上司や先輩に出会える確率は非常に低いです。

ビジネスパーソンは、偶然の出会いを求めてはいけません。

その理想の上司への出会いを求めて時間を無駄にするばかりです。

 

新人と呼ばれている間に、自分を見つめなおすことができる人材は、

自らの長所を伸ばし、短所を補えることができます。

自分の能力を、その組織(環境)で活かすスキルを自ら身につけていこう。

 

 

入社当時の上司の話(私の場合)

 

入社した当時、その職場環境と入社前の理想との差がありました。

それに加えて数ヵ月間、当時の上司がいわゆる激務と言われている

隣の課に『応援』という名目で、

私を無期限で手伝いに出されたことが不満でした。

その応援期間もはっきりしない上司と都合のよい応援先の先輩で

のらりくらりと延長していました。

まさに終わりのない仕事をしているようでした。

 

そして転機が訪れました。

1年目の12月に技術統括部長(〇〇事業の技術系トップ)と

たまたま個人面談する機会がありました。

 

その方が人当たりが良い人だったのもあって、言葉を選びながらも

「こんなことするために大学院を出たわけじゃない。

 言われたことさえやればよいのなら、高卒でも高専卒でも雇えばよい。

 その方が人件費も安くていいんじゃないですか?」

という意味の発言をしてしましました。

 

今思えば、怖いもの知らずの非常によろしくない発言です。

入社一年目は業務のスキルも知識も持ち合わせていないので、

繰り返し訓練しなければならないのですが…。

当時、そこに『』があれば、乗り越えたかもしれません。

 

 

その発言がきっかけで、

入社2年目となる春から、更に激務になる顧客先へ出向に出されました

しかもその出向先は、今までとは全く業界の異なる顧客でした。

 

どうやら『今の部門から出たいようだ』と受け止められ 、

統括部長が取り計らってくれたようです。

ちなみに技術部の部課長と本社の人事は

入社2年目の出向に対して全員反対したそうですが、

『決めたから』の一言で片づけたらしいです。

 

 

私も自らが環境を変えるきっかけを作ったことになりますので、

トイレの個室で何度も涙をぬぐいながら、

『自分が起こしたきっかけ。ここで踏ん張らないとまた元の部署だ!』

と自分を奮い立たせ、何とか出向期間の任務を果たすことができました。

 

 

その仕事内容(業界)が自分にあっていたこともあり

その顧客先に関わる業界の仕事を

入社12年になる今でも続けています。

 

何がきっかけで転機が訪れるかわかりませんね。 

 

 

長文、読んでいただきありがとうございました。